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儲かる調査士293

仙台空襲⑦

仙台空襲の復興のため、公図の形状と現在の土地の形状が大きく異なる結果となったと考えています。先日、公図と現地が異なる場所として、米ケ袋を調査しました。土地形状が、公図では、ひし形ですが、現地は、長方形になっています。また、漫用地があるため、中心部とは異なり、整地は、周りの方で行って終了したような場所です。この様に考えると公図と現地の形状が異なる理由が分かりやすいですよね。仙台市の記録によっても区画整理が行われず、終了したとなっています。しかし、当時のことを考慮すれば、何もない時代。今の現在の裕福な状況を重ね合わせて、だからなかったというのは、乱暴すぎます。当時、人はいない、食べるものはない、戦争の制裁がある、物がない時代。結構、現在の安定した時代からみると乱暴な言い方になりますが、いい加減だったと思いますよ。また、ちょっと市内から離れたところの情報より中心部は、道路幅を広げ、再開発に大忙しだったと考えられます。そのため、ちょっと離れた場所は、地元の方々に任せっきりで、後で、仙台市が手を加える必要がなかったという意味での区画整理がなく終了したという記録になったと思います。

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