儲かる調査士1291 昭和の図面は「境界」ではなく「面積」のためのもの
昭和30年代から50年代前半にかけて作られた古い地積測量図は、現代の図面とは根本的な「目的」が違います。現代の図面は「境界の場所を特定・復元するため」にありますが、昔の図面は「登記簿に載せるための『面積(地積)』を国に報告するため」の書類でした。国や自治体にとって重要だったのは、課税の基準となる面積を早く把握することだったのです。そのため、境界が数センチズレていようが、全体の面積の計算が合っていれば登記が通るという、スピード重視の時代背景がありました。