儲かる調査士1293 現地に存在しない線?「三斜求積」の落とし穴
昭和の地積測量図の定番といえば、土地をいくつかの三角形に分割して面積を計算する「三斜求積(さんしゃきゅうせき)」です。小学校で習う「底辺×高さ÷2」の応用なので分かりやすいのですが、ここに大きな落とし穴があります。図面に書かれている「底辺」や「高さ」の線の多くは、面積を出すために図面上で勝手に引いた「架空の補助線」です。つまり、実際に現地で見えるブロック塀や隣との境界線の長さそのものは、図面のどこにも記載されていないケースが多々あるのです。