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儲かる調査士233

国土調査のやり方⑦

公図と現地が異なると困ってくるのは、土地の境界を決める場合、誰を呼ぶことになるか?

ということになります。そのため、もう一度、現在の測量精度で測量しようとなります。これが、現在の国土調査です。最初のころは、テープでの観測で、平板で行い、後で機械で読み取っていたようです。この時の機械は、数学系の10分の1ミリ単位で、500分の1などの図面を読み取っていたようです。そのため現在のCADで復元する場合は、x座標とY座標を逆に入れ表示させ、縮尺を500分の1に直します。また、公図と公図の間は、図郭線で読み取るため切りのいい数字があります。そこに国家座標値がある場合は、その座標値に合わせると正確な復元になると思われます。これらの資料は、市町村にあると思われますが、ない市町村もあるようです。管理も税務課だったり、道路課だったり、地籍調査課という名称をつけている市町村もあるようです。

 

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